「問題」は解決せずに共存してみる

企業の成長には問題発見能力のある人材が必要なんて言っていたけど、そんなのもう時代遅れ。昨今のようにイノベーションが必要な時代こそ問題は解決するのではなく共存しなければならない。 

 

[ピィアース] PIEARTH  ジュエリーボックス クラウン(バイオレット) 7-5

●これから必要なのは「問題共存力」

 

問題だと思うものと共存してみるとどうなるか。

人間の幅が広がるのよ。これは男女間の衝突によくある話。相性がいいカップルほど喧嘩やすれ違いが多い。相性がいいほど正反対だからね。自分にとって問題だ!と嫌悪するようなことを相手がしちゃうの。身に覚えあるでしょ?

でもでも!好きだから諦めきれない。期待してしまうほど情熱がある。仲がいいほど喧嘩も多いとはこのこと。

で、問題と仕方なく共存しているうちに諦めてくる。あの人は変わらない…。結果、問題だと思っていたことが肯定に変わる。いつの間にか肯定的になっている自分がいる。これが成長。人が成長すれば会社も成長する。

だから職場に人間関係のいざこざがあって正解なの。それでいいの。人間関係のトラブルがある会社ほど伸びしろがある会社!

  

私的な話で恐縮ですが、知り合いに問題視するより問題を起こす側の人がいます。その人ったらルーズで反抗的。どうしても枠からはみ出してしまう。

でも何だかんだで好都合な展開になっていく。それは周りの人のおかげで、枠からはみ出す人に合わせて問題解決したい人たちが創意工夫するんです。そこに進歩発展性がある。

 

ある時アパートのインターホンが故障して音もモニターも作動しなくなった。管理会社に修理を依頼したのだけど、実はまっとうに管理なんかしていないようで、修理に来てくれなかった。

そこで知人はまあいっか~と事態を放置した。するとそのうち音が鳴らない方が昼寝の邪魔されないしアポなし訪問を自動排除できるし、困るどころか好都合だと状況を肯定するようになった。そんなわけでもう2年以上故障したまんまだ。

 

例えばクレーマーも似たようなもんだよね。クレームを肯定することで成長がある。

人間は自分の未熟さも肯定していい!必ず誰かの役に立つから。みんなお互い様なのさ~。

 もちろん会社や家庭の運営をするための経費は維持継続していかなければならない。そういった存続や基盤になっているものはお金がないからって放置してみようなんて馬鹿げている。判断を間違えないように気をつけよう。